“世界の蜷川“と呼ばれた名演出家、故・蜷川幸雄の作品には欠かせない俳優の一人として蜷川幸雄が手がけたシェイクスピア劇やギリシャ悲劇で怪演を見せ、また、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で不器用にしか女性を愛せない炭鉱王・加納伝助を演じ、”伝助様“と主に女性の間で一気にブレイクした吉田鋼太郎さん。
現在59歳のそんな吉田鋼太郎さんの若かりし頃のことや関西弁うまいこと、そしてリリーフランキーさんと似ていることなどをここでは掘り下げたいと思います。
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吉田鋼太郎の昔は?舞台と演劇で迫真の演技!!
物心ついた頃には宝塚歌劇団に夢中だった吉田鋼太郎さんの芝居との出会いは、高校生の時にたまたま英語の先生に舞台のチケットをもらい、その舞台を見たことがきっかけで芝居の魅力に大いに引き込まれたのでした。
そして、シェイクスピア劇「十二夜」を観て、舞台の道に進もうと決意したのです。
上智大学に入ると吉田鋼太郎さんは、英語劇のサークルに所属し、初舞台は奇しくもしシェイクスピアの「十二夜」でした。
大学卒業後、吉田鋼太郎さんは劇団「シェイクスピアシアター」に入団し、プロの舞台俳優として活動を始めました。
吉田鋼太郎さんはシェイクスピアにノックアウトを喰らったかのように若かりし頃はシェイクスピア劇にのめり込んでいました。
「シェイクスピアシアター」は、その名の通り、シェイクスピアの全作品を上演することを目標に結成された劇団です。
そして、吉田鋼太郎さんは、劇団「シェイクスピアシアター」の公演「ヴェニスの商人」で「第6回読売演劇大賞男優賞」を、「ハムレット」で「第36回紀伊國屋演劇賞個人賞」を受賞しています。
その後、1997年、吉田鋼太郎さんは自身の劇団「劇団AUE」を旗揚げします。
吉田鋼太郎さんは蜷川幸雄さんの作品に数多く出演し、蜷川作品には欠かせない俳優の一人です。
余談ですが、吉田鋼太郎さんは一時期「劇団四季」に在籍していましたが、入団してみてミュージカルへの路線変更や練習の厳しさで直ぐに退団しています。
吉田鋼太郎の若い頃画像
まず、吉田鋼太郎さんの幼い頃の可愛い画像です。
1歳か2歳頃の写真と思いますが、目鼻立ちがすうっと通った美男子の面影が既にありますね。
多分、吉田鋼太郎さんは、幼い頃、「かわいい」と皆から可愛がられていたのではないかと思います。
次に青年・吉田鋼太郎の画像です。
この頃にシェイクスピア劇に出会い、衝撃を受けて舞台で生きる覚悟を決める前夜の写真ではないかと思います。
真面目な青年であったことがこの写真から窺われます。
英語劇にのめり込む直前か、既にのめり込んでいた若き日の吉田鋼太郎さんの写真のように思います。
次はバリバリの舞台俳優の時代の画像です。
多分、シェイクスピア劇を演じている脂がのりきった頃の吉田鋼太郎さんだと思います。
その迫真の演技は、演劇界では既に誰もが知るところであり、この画像は故・蜷川幸雄作品の吉田鋼太郎さんだと思います。
次は、吉田鋼太郎さんが、初めてフランスの純愛劇「シラノ・ド・ベルジュラック」を演じた時の写真です。
既にシェイクスピア劇やギリシャ悲劇で名を馳せ、名声をほしいままにしていた吉田鋼太郎さんが、フランスの劇作家、エドモン・ロスタンが、実在した剣豪、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にし、世界各国で映画などで知られている名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」に挑戦した時の画像です。
この時点で、吉田鋼太郎さんは、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」に出演していた時の頃の写真で、若くはありませんが、非常に個性的な雰囲気一杯の吉田鋼太郎さんの面目役如といった画像です。
吉田鋼太郎は関西弁がうまい!
東京出身の吉田鋼太郎さんは関西弁がとてもうまいですが、どうしてでしょうか。
それは、吉田鋼太郎さんが、小学校6年生まで大阪で過ごし、また、奥さんが大阪岸和田出身で、家ではバリバリの関西弁で過ごしているからとのことです。
ドラマのプロデューサーにも「大阪弁の方言指導が要らない吉田鋼太郎さん」と紹介されるほどで、吉田鋼太郎さんの大阪弁は筋金入りの大阪弁とも言えます。
吉田鋼太郎とリリーフランキーの見分け方
吉田鋼太郎さんと、第79回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した映画「万引き家族」で好演しているリリーフランキーさんとが似ていて見分けがつきませんね。
一体どのようにして見分けたらよいのでしょうか。
俳優の吉田鋼太郎さん、リリーフランキーと見分けがつかないと噂ですが、「顔も体も丸いのが吉田、顔も体も長いのがリリー」って覚えましょう
上記の意見がありましたが、これではまだ、吉田鋼太郎さんとリリーフラーキーさんとの見分けがつきません。
吉田鋼太郎さんとリリーフラーキーさんの見分け方の一つに「目」に違いがあります。
吉田鋼太郎さんは、目がしっかりと見開いていて目の下の涙袋がとても大きく、一方、リリーフランキーさんは、目が優しい眼差しをしていて、これが一つの判別の仕方ですが、これでもまだ、十分とは言えませんね。
ここで、音楽ユニット、電気グルーヴのメンバーで、最近は俳優としても独特の雰囲気を醸し出し、怪演を演じているピエール瀧さんが吉田鋼太郎さんとリリーフランキーさんの見分け方をラジオで語っていました。
それによると、
「エ○いことをしていそうなのがリリーフランキー」
「沢山結婚しているのが吉田鋼太郎」
とラジオのリスナーからの質問に答えていました。
なるほど、吉田鋼太郎さんは4回も結婚しています。
リリーフランキーさんに関しては完全にピエール瀧さんの主観ですが、しかし、リリーフランキーさんはモテるのでそのようなイメージがあるのでしょう。
(赤江珠緒)そうですね。ええと、でも……あれじゃないの? リリーさんの方がちょっと細い。で、鋼太郎さんの方が、鋼太郎って言うだけあって、がっつり……
(ピエール瀧)鋼な感じが?
(赤江珠緒)鋼な感じがしますね。形としては。顔の輪郭としてはね。
(ピエール瀧)あの、これね、その時のね、メイクだったりとか。帽子をかぶられちゃうとね、結構……(笑)。さっきネットで見たところ。
どうも、吉田鋼太郎さんとリリーフランキーさんを見分けるのは至難の業のようです。
唯でさえ似ているのに、帽子をかぶられると更に見分け方が難しく、ピエール瀧さんにもお手上げのようです。
ただ、個人的な印象ですが、どこか、くたびれた感じがあるのがリリーフランキーさんで、活力がみなぎる雰囲気を醸し出しているのが吉田鋼太郎さんのような気がします。
吉田鋼太郎はかわいい!?ドラマ「おっさんずラブ」が大評判!
ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)での吉田鋼太郎さんの演技がかわいいと大評判になりました。
ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が話題になった。
女好きだけどモテない33歳の主人公が突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ55歳の“おっさん上司”と、同居している“イケメンでドSな後輩”から告白されることからはじまる純愛を描く本ドラマ。
おっさん同士の純愛が描かれるという、日本のドラマとしては新しい設定もさることながら、33歳の部下に想いを寄せる上司・黒澤武蔵を演じている俳優の吉田鋼太郎が「かわいい」と大きな反響を呼んだ。
ドラマでの吉田鋼太郎さんの「乙女ぶり」がかわいいと大反響を呼んだのです。
吉田演じる黒澤は職場では仕事一筋、男気あふれる姿勢を見せ、男女共に人気の高い”理想の上司”なのだが、実はゲイという役どころ。
春田に恋をしてしまった黒澤は30年連れ添った美人妻との離婚を決意し、携帯の待ち受け画面を春田にしたり、優しい気遣いを見せたりするなど乙女な顔をのぞかせながら、一途に春田へのアプローチを開始する。
その健気な“ヒロイン”の姿に、ネット上では「吉田鋼太郎の乙女ぶり、かわいい!」と評判に。
「黒澤部長のInstagram」という設定で開設されたアカウント「武蔵の部屋」のフォロワーは、2018年5月30日時点で46万人を突破するほどの人気を見せている。
このアカウントには黒澤部長がこっそり盗撮した春田のオフショットが投稿されており
りんごを頬張る春田の写真には「#りんごも恋も #甘酸っぱいお」
カメラ目線でピースをする春田には「#そのピースが地球上の何人の心を撃ち抜くと思っているの #35億」
と、“黒澤節全開”な乙女コメントも添えられている。
これほどの人気ぶりなのです。
これまで、男気に満ちた「男」を演じることが多かった吉田鋼太郎さんの意外な一面が見られたことに視聴者は不意をつつかれ、しかし、吉田鋼太郎という俳優の凄さに改めて感心しているのだと思います。